書籍 『世界のミニカー (カラーブックス 127) 文庫 – 1967/8/20 中島 登 (著)』

弊社はミニカーの古物を大量に扱っております。国内メーカー、海外メーカーの両方ございます。どちらもそうですが、過去のメーカーは既に倒産したところもあり多々あります。インターネットで得られます情報には限りがあります。この書籍(『世界のミニカー (カラーブックス 127) 文庫 – 1967/8/20 中島 登 (著)』)は昭和42年(1967年)に出版されており、当時の海外のミニカー情報を得るために入手しました。各メーカーの歴史も含めてよく書かれております。昭和42年(1967年)はまだ1ドルが360円の時代です。海外のミニカーは相当に高価だったことと思われます。また、海外から個人輸入するにも「合法的にドルを使用できるのは一人年間50ドルが限度」と記載されています。当時の日本は外貨獲得に一生懸命だったようです。さて、この当時でミニカーの愛好家は世界で500万人、日本で10万人と記載しています。現在はどれくらいでしょうか。市場規模と共に調査してみたいと思います。以下は参考までにドル/円の為替レートの推移です。ちなみに「ドル高を是正するため」と謳ったプラザ合意は1985年9月22日です。